第4章 アジャイルリーダー
原題と同名の章?
アジャイルリーダーに求められるのは、みんなを巻き込み、周りの人のリーダーシップへの道のりを支援することです。(p.39)
アジャイルリーダーはコーチであり、ファシリテーターであり、聞き上手でもあります。 (p.39)
(アジャイルリーダーへの道のりの特に「傾聴」に重なる)
システムの一部となったらコーチング
リーダーシップのメンタルモデル
サーバントリーダー
サーバントリーダーになることは、アジャイルリーダーへの道のりの最初のステップです。(p.43)
フラットな組織構造を実現する
(リーダーだが、組織に階層を作らない。組織の中に"溶け込んでいる"ような状態を指してサーバント?)
組織があなた(※リーダー)なしでうまくいく (p.44)
あなたがすべての決定を下さなくてもよくする (p.44)
必要なのは、他の人がリーダーになる手助けに集中することだけ (p.44)
リーダーとリーダー
対義語は「リーダーとフォロワー」(=従来のリーダーシップ)
Marquetによると、リーダーシップは(フォロワーに)主導権を与えること
命令に従うのでない
人が成長して自らリーダーになるのを助ける (p.47)
他人を信頼し、自分がすでによい解決策を知っていると思っても、みんながよりよいアイデアを出してくれるという確信を持つ必要があります。(p.47)
多くの練習と忍耐が必要 (p.47)
問題が複雑で曖昧であればあるほど、このようなアプローチの方がよりうまくいきます。(p.47)
(自分の解決策を出さずにどこまで忍耐するかは問題が単純か複雑かによるという気付き。ペアプロにまで通じそう)
最良のアイデアは自己組織的なチームから生み出される (p.48)
最初の一歩としては、目的を全員で共有し、どこへ向かおうとしているのかを全員がわかるようにするとよいでしょう。(p.47)
透明性を高めて、何が起こっているのかを全員がわかるようにしましょう。(p.47)
「状況を徹底的に透明化する環境を作り」(p.48)
(情報を共有した上で、みんながよりよいアイデアを出してくれると確信する!)
さらに安全性
リーダーシップ・アジリティ
エキスパート:組織1.0のリーダー
一番知識を持っている
アジャイルリーダーではない
アチーバー:組織2.0のリーダー
マインドセットとしてのアジャイルを思い描くことができる
カタリスト:組織3.0のリーダー
カタリストであるリーダーは、みんなが成功できる空間や環境を作ることに集中します。(p.54-55)
アジャイルリーダーへの道のり
アジャイルリーダーへの道のりはずっと続く旅であり、終わりのない自己研鑽です。(p.59)
合わせて、p.60 の図!
目的から始まる
誠実さ
ポジティブさ
周りの人の素晴らしい瞬間を捉えて、他の人に共有する (p.65)
失敗を改善や学習の機会と捉える
傾聴
「私」のレベル:自分と結びつけて聴いている
「私たち」のレベル:自分の意見をすべて抑える
(コーチング的には、相手が話したことは相手も自分も聴いている)
第2章 注3 (p.12) でコーチングのテクニック紹介:1-10の連続する整数で考えて洞察を得る(5だったとしてなぜ6でないのか)
相手が自分の考えやアイデアを表現するのを手助けする (p.69)
「世界」のレベル:(内容よりも上の次元を聴く感じ)
ファシリテーション:会話の内容ではなく会話の流れに焦点を当てる
さらにその上に、システムのレベル
自律性
勇気を持ってチームを信じる(自分からは手放す)